最近、読んだ本について 

こんばんわ。

 

関東の気温はまだ、ちょっと暑いですが。

風のほうは、秋の足音を感じる程度には

涼やかになってきました。

 

 

今日は、最近読んだ本について

www.amazon.co.jp

 

以下 (amazonより抜粋)

あらすじ 

“ラバーネック”/「名詞」(ゴムのように首を伸ばして)むやみに見る人、物見高い人。アスペルガー症候群のパトリックは人とのコミュニケーションは苦手だが、一端興味を抱いたことに対する追求心は凄まじい。十年前の父親の事故死をきっかけに「死」への探求にとらわれ、医大の生物学部で解剖学を学んでいる。解剖実習の途中、「遺体十九番」から不審物を見つけた彼はある疑念を抱く。脳神経科病棟で行われていた驚くべき所業、そして真犯人とは?

 

感想

 

この本を読んだきっかけは、英国推理小説家協会の長篇部門の

ノミネートされた作家の過去作を読みたいなと思ったことです。

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金融緩和の帰結についての個人的感想

2016年  8月17日


ある経済学者がラジオ番組で

「最近、企業が投資をしぶっている
内部留保を溜め込む状況になりつつあります」という所感を発表していた。


ここから推測される状況は
当たり前かもしれないが、

企業はここ数年新卒という人員を補充して、ベースアップ
という条件改正もした。さぁ、これから溜め込むぞと
財布のひもを引き締めにかかっているということだ。

もっと言えば、こういう流れは基本的にこれからもそうなのではないか?


もし仮に、トリクルダウンなるものが存在して
このもたらされた利益が国民に還元されるのであれば
もうそろそろ還元される段階にきているのではないか?

しかし、現実には人員を補充し、福利厚生をし
内部留保を可能にしたのは大企業のみ。


ここで、言及しておきたいのは誰かを批判するためにこの記事を
書いているのではないということだ。


ただ、安倍政権の他の政権と唯一違うのは、
金融緩和。それが一番大きいのではないか。

この金融緩和の帰結がこれだということを
我々は認知しておくべきではないか
その動機からあくまでログを残すためとして
これを残しているにすぎない。

つまり、金融緩和の帰結は、(まだ帰結といわれるのは早いのは
もちろん承知もしている)大企業のベースアップでありボーナスの
上昇である。そして、一方でさまざまな経済指標は
経済論客によって自由に利用することできる
マジックタームになりつつあるという主観がある。

これはさまざまな批判も想定できるし、あくまで主観の問題である。

この経済状況下で、経済学者、論客が口にする。雇用統計の
改善。これは確かにその通りでお金をもらっていない人が
お金を稼ぐことができるようになったのはすばらしい。

安倍政権の効果であり、そこに反論する意図はない。

ただ、この雇用統計には、大学生やパートの主婦層も
含まれる。もっと言えばこの雇用統計の上昇は

地方が富むことの指標として想定の一部
であるのではないか。つまり、そこのみに言及すること
への不足感が個人的にはある。


まとめよう。

つまり、金融緩和の帰結は、今までは働いていなかった労働者に
働きの場を提供することにはなる。しかし
現状働いてる多くの中小企業を富ませるものではない。
さらに言えば、大企業からのトリクルダウン。すなわち、
大企業の地方支社がある地方都市や、大企業の本社がある東京や京都
大阪の統計を改善することになるものである。

一方で疑念があるのは、金融緩和はなかなかできる政権は安倍政権以外に
いなかった。それを今回、不充分かもしれないが行った。そして、大企業には
ある程度補充要員を得ることにはなった。しかし、このあと緩和を行った
2013年のようなことが起こるのか?という疑念である。

社会不安は、人々の疑念を消すことはない。それは私自身も同じである。
前述の通り、多くの地方の人々にとって安倍政権の金融緩和は
還元されるところが少なかった。すなわち、不安は以前解消していない。
ならば、デフレの改善など行われるのだろうか?そこに対する
疑念は消えない。さらに言えば
多くの経済論者の想定の中には、田舎の中小企業はものの数には入っていない。
そこまでは、言わなくてもマイナスの部分を総括する意識が
ないということだ。

そのような経済論者の方たちを批判するのはお門違いだが我々はそこを認識
しておく必要があるのでないかと思い残す。

 

以上 長くなってしまったが、もし読者がいてくれればうれしい。

 

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 感想

こんばんわ

 

 

今日は、やっと見られた。

 

これですっ(*´∀`人)

 


映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』予告編

 

この映画を見たことない方で、今回の記事を読まれている

方のために、ちらっと説明すると

 

この映画は、2010年に公開されたアリス・イン・ワンダーランド

続編です。この作品のコンセプトは、前作も含めて

もし、アリスが年を重ねたら?というIfストーリーになります。

 

 

率直に感想を言わせてもらえば

すこし詰め込み過ぎている感は

否めないです。

第一作目は、ルイスキャロルの原作に忠実に

沿っているストーリーですっと入ってきました。

 

しかし、今作には時間旅行の要素も

加えてしまった関係でかなりストーリー部分が

駆け足になってしまった感じがします。

 

ただ、もちろん賞賛すべき点もあります。

 

 

ネタバレをさければ、今回の第二作では

いろいろな伏線が回収されることになるのですが

その中のある要素を使って、原作の謎の

一つに回答を用意しています。

時間旅行の定番のものですが、

この古典的作品の世界感との組み合わせは成功していたと思います。

 

 

二つ目は、ジョニーデップ演じるマッドハッターについてです。

このキャラクターは、ルイスキャロルの原作ではかなりアクの強い

人物なのですが。このシリーズの映画においては、主人公のアリスの

友人として重要な役回りを与えられています。

 

 

このマッドハッターという名前、「狂った帽子屋」という意味なのですが

キャロルの原作が出版された当時の、きつめの社会風刺を

聞かせた呼び名なのです。

 

それについても、映画の中で短いシーンですが、回答の一つを

しのばせています。

 

 

こういう細かいところの演出やキャラクターのかわいさは

文句のつけようのない作品でした。

 

以上です。

 

追記 ダムとディーがかわいすぎる(人´ω`*

 

 

 

顔のないヒトラーたち

 

この映画は、ずっと見たかった作品だった。


私は、80年代の生まれだ。だから、いわゆるノンポリ
言われた世代よりさらに、政治信条に対しては共感する部分が
少ない。

加えて、ヒトラーという独裁者は、ドイツ国民の代表では
ないと言わんばかりのレジスタンスストーリーにも
正直食傷気味だった。


そんな私が、特に見たいと思ったのはこの作品だった。

まずあらすじと予告編をみていただきたい。


『顔のないヒトラーたち』予告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この予告編にあるアウシュビッツ
生き残りの、初老のユダヤ人男性 シモンに

たばこの火を貸す男のうでに、SSの認識番号を見つけて
驚愕の表情をするシーンが怖くてたまらなかった。

私は、最近人間の感情の中で怖れというものに興味が出てきている

喜び、悲しみ、怒りは、正直個々人で、あまりにも違う。


しかし、怖いという感情は、怖いと感じるものは
そこまでの差異はないように思う。

わき道にそれてしまった。

 

しかし、この混沌とした戦後ドイツの空気が実に
上質かつ、叙情的になりすぎもせず描かれている。

 


この映画はもちろんドイツの製作だ。。

 

私は、別に過去の戦争について反省すべきだと
思うのではない。そこではなく、この向き合い方をつらぬいてる姿勢は
本当にすばらしい作品だと思う。

 

最近、ラジオで聞いた識者の意見に対する違和感まとめ 

こんばんわ 

今日は、夜時間帯の更新になります。

 

先日、あるラジオ番組に出演されている識者が、「残業時間に給料を払わない

企業は、つぶれるべきだし、そんなところに入るのはいけないんですよっ!!」

と語っておられた。

 

 

この識者の方は、全体の論調として正しいが、この発言には違和感を持った。

もちろん、この手の違和感発言は、もう聞きたくないという方はここで

戻るをクリックして欲しい。

 

以下、読んでくださる方だけを対象に書く。

 

最近のブラック企業問題で、違和感覚えるのは、この問題、

大きく言えば、正規雇用非正規雇用のパイ(利益)の奪い合いだからだ。

超極端な悪質ブラック企業は、例外で即刻改善必須なわけだが。

改善したからといって、利益が倍になるわけじゃないんだから、片方良くすれば片方落ちるのが、均衡だ。

 

 

端的に言えば、自分の給料が、下がっても他人の給料や条件を改善するのを受け入れる人がいない以上、同一労働同一賃金など、絵に描いた餅。

そうじゃないという批判もあるし、それが成立する社会も一部で

あることは承知しているつもりである。

 

しかし、さきほどの識者の方たちの意見は、多くの場合その

論理が成立しない社会を考慮していない。

 

これは、それを守るべきだと主張してるわけではない。

その可能性を考慮すら、していないことだ。

 

 

その可能性を考慮していないにも関わらず

それを表向きに発言することは

しない。当然だ。後ろ向きだから、ネガティブだからだ。

 

彼らの論理は、確かに正当性がある。でも、一方で

現実に、起こっていることはその彼らの論理の

成立しない社会に所属する人々が

大部分であるということだ。

 

彼らが考慮することしない人たちは、

彼らにとっては一部少数なのかもしれない。

 

しかし、その認識が圧倒的に

足りないとも思う。

 

 

 

 

 

 

 

舛添劇場のまとめについての良記事 紹介

舛添氏の答弁はなぜあれほど怒りを買ったのか http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/213874/061500027/?n_cid=nbpnbo_twbn

 

 

 

今日は、ちょっと政治関連の記事を紹介したいと思う。

 

こういう論点整理の仕方は、非常に有効だと感じた。

 

現実のケーススタディとして、非常に

勉強になる。

 

しかし、最後の結論部分には、同意しかねるが(笑)

古田関連お勧め動画 1

古田関連おすすめ動画紹介1

 


野村克也に育てられた男達 キャッチャー対談 古田敦也×矢野燿大×嶋基宏

 

 

 

 

 

野村克也に育てられた男達、キャッチャー対談

古田敦也×矢野耀大×嶋基宏

私は、昔から古田選手関連の動画を
見るのが、好きでした。そこで、このくだらない
ブログを見てくれている方に、すこしは導入になるかも
しれない動画を貼っていこうと思います。

ここでの解説は、結構詳しいところまで紹介
されてます。


特に私が気になったのは、

同じコース、球種は何球まで続ける?という
楽天、嶋選手の質問。


古田選手によれば、
バッターによって
種類分けをするという。

同じ球で打ち取られたくない選手を覚える

特に絶対空振りしたくないと思っている
選手がいる。一度やられたりすると
絶対その球を打ってやるとして
マークしてくる。
そうなったら、そのコースにいく振り
だけしていればいい。

ストレートを待ってるやつでさえ、同じコースに
3球来たらマークする。

ここで振り返る、楽天日本シリーズの試合。
先発投手は田中将大 

対元巨人ロペスへのリード


第1球 外角  直球    ボール

第2球 外角  スプリット ボール

第3球 外角  スプリット 空振り

第4球 外角  直球    ファール

第5球 外角  直球    ファール

第6球 外角 スプリット  HR

 


バッティングカウントを整えて、そこで
スピリットなどの落とす球を使って三振にしとめ
たい。


さらに古田さんの考察が入る。相手の打者が
何をねらい、まっているのか。

6:4でスピリットとストレートを待っていたので
はないかという案。


さらに、古田さんの正解のリードにも追加する
要素があると発言する嶋選手。


それは、ジェスチャーの部分、相手投手との
意思疎通の不足。

ただ、ピッチャーによってはその手の
ジェスチャーを嫌うやつもいる。


ここで金言。
見逃せるっていうことは、待っているという
サイン。

相手が、ボール球を見逃すということ
はその球を待っているというサイン。

例えば、スピリットで決めたい選手に
とって、ストレートをファールにされる
ボール球のスプリットを見逃すというのは
その球を待っているという証拠。


スピリットを投げる前に
、低めのボール球を投げていれば、その見逃し
方で相手のねらい球がわかる。

 

次に嶋、二つ目の質問 

左投手の高速スライダーの捕球の仕方

 

 

三つ目の質問

インコースにいくタイミング 


古田「球速の遅いピッチャーはインコース
使わなくちゃいけない。つまり。アウトコースを主体に
するピッチャーは早めにインコースを見せておく
必要がある。例えば10球投げたうち、2球が
インコースかもしれないが、その2球、いかに
印象づけるか。一番の理想は、1,2球インコースいって
あといつかインコースくるんじゃないかと
思わせておいて、もういかない。」

ここで金言
「仮に初回でホームラン打たれたっていいんです。

結局、外になって大事なところでインコースいけない。

ランナーためて、同点八回になってアウト
コースを
狙い撃ちされた。
これが最悪。

例えば、一打席、二打席目でアウトコース
打ち取っても、三打席目でランナーたまって
るとインコースに行きにくいのよね。

矢野コーチの古田さんのすごいところ


矢野コーチによれば、古田さんは
キャッチ―ミットと体の位置関係が
変わらないのだという。
一般的なキャッチャーは
ストライクにみせたくなるあまりに、ミットだけ外に構えて、ボールが
来た時にミットを内に移動させようと
するのだが、古田さんは、ミットだけでなく
身体の中心軸で移動するので、ミットと体の位置が
変わらない。よって、審判も出し抜く
キャッチングをすることができるのだという。

これは、矢野コーチ曰く、古田選手のやわらかい足首
が可能にする低い構えにあるらしい。

以上とりあえず、拙速だがまとめてみた。