響け ユーフォニアム2  7話 感想

こんばんわ

 

今日は、現在ハマってるアニメについて感想を書きたいと思います。

 

 

よくあるタイプの感想なので、またまた個人的なログです。

 

 

響け ユーフォニアム2   7話 


Please be quiet .

7話について、感想を残す。


今回の話は、いよいよできる女 田中あすか副部長にアングルを絞ったものだ。


印象に残ったのは、

お母さんが職員室に殴りこんで来たシーン。

最初は、過保護な母親が受験勉強に専念させるために
部活を辞めさせるようなお決まりの展開かなと思った。


しかし、ここで母親が一つテンプレから外れていた。

本人の意思の元での退部しか
認めないという顧問の先生の抵抗に呼応して、しゃべろうとするあすかに
母親が、平手打ちを食らわせる。

その後、我に戻ったように謝り始める母親。

これは、現実にもよく言われるDVの親の対応で、リアリズムに
通じる部分があり、おおぉと個人的には
思った。

ここまでなら、今までのアニメによくあるテンプレだが、この後
アスカ先輩は、謝る母親の手をとる。
そして、今日は休みますという言葉を残し、職員室を去る。


ここに見えるあすか先輩は、親に反抗しようと思えばできる。しかし、
反抗を躊躇させてしまうほど、母親がの不安定さも理解している。

そんな感じがした。

 

この後、部全体に広がる不安を払拭すべく

三年の部長 小笠原 晴香先輩と中世古 香織先輩とあすか先輩で、話しあうシーンに続く。


心配する部長に対して、
アスカ副部長は、こう答える。「Please be quiet.」

部活なんだから、結果がすべてでしょ。だから
ごちゃごちゃ言わないでくれと。


これは、能力が高いゆえに常に、母親を思いやることを
負わされていた女子高生が、唯一自分のために
自由に振舞うことができる部活演奏に対する。
彼女なりの必死なファイティングポーズだと思う。

 

 

 

それに一人で闘ってるわけじゃないことを示すために
晴香部長がソロ演奏で答える。

お互いに言葉を必要としない信頼を感じさせる
話だった。